読書の好みは近代日本文学なのだけど、時々ドキドキしたりゾクゾクしたりするような小説を読みたくなります。しかし私は臆病者なので、そういう小説の場合は読んでいてもラストがどうなるのか気になって不安で落ち着かなくてソワソワしてしまいます。一気に…

二月も終わりですが、今年になって最初に読んだ本。 悦ちゃん (ちくま文庫) 作者: 獅子文六 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/12/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 一年のはじめに読む本は“乙女図書”と決めているのです。 昭和十…

美徳のよろめき (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1960/11/08 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (56件) を見る ふと、この小説のことを思い出したので読み返してみました。最後に読んだのは多分2…

気がつけば、7月も8月も一冊も本を読んでいませんでした。 通勤電車内が私の読書タイムなのですが、そういえばこの時期は通勤時間も仕事に追われていたのでした。メールで連絡したり勉強したり提出書類について考えたり。息抜きにSNSもしていましたが。笑 そ…

読書は好きだけど、本なら何でも読むというタイプではないので、読みたいものが何もないな～という時があります。そんなときは大体『細雪』か『風と共に去りぬ』か『源氏物語』を読みます。“物語”というものが好きなのと、現実世界では家事と育児と仕事に追…

少女趣味なわたくし、ロマンチックな小説が大好きです。 先日、懐かしの昼ドラの話をしていたら、かつてフジテレビ（東海テレビ制作）の昼ドラでやっていた『愛の嵐』や『華の嵐』を思い出し、モウレツに読みたくなって本棚から引っ張り出してきました。 嵐…

そんな言葉に弱い私、辛く暗い“女の一生”とか、内面を掘り下げたものとか、そういう小説が大好きです。共感できるできないは別として、同じ女性として、いろいろな女性の人生に興味があるのです。 柚木麻子さん『ナイルパーチの女子会』を読んで、東電OLみた…

デビュー作からずっと読んでいた柚木麻子さん、このところ遠ざかっていたのだけど、これは“黒柚木”だという噂を聞いて、購入しました。読み終えた感想… 本当に黒い、黒すぎるよ！ ナイルパーチの女子会 作者: 柚木麻子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 20…

男児の好みは戦闘ヒーロー派と電車派に分かれる、どっちも好きという子は殆どいないという話を聞いて、うちの息子は電車が好きだから鉄方面にいくんだろうな～と思っていたのですが、ところがどっこいな展開になりました。 きっかけは烈車戦隊トッキュウジャ…

最近はあまり連続ドラマを見ていないけど、今季いちばん楽しみにしていたのは『64（ロクヨン）』*1。重苦しいドラマって好きなんです。文庫本を買って、ドラマが始まるまでに読んで備えそうと思っていたのだけど、あいにく息子の入院と重なってしまったので…

春の東京上野ラインは激混みで、通勤電車内は読書にふさわしくない環境になっています。 という訳で、私の貴重な読書タイムである通勤時間に本が読めない！（背が低いので）常に人に埋もれていなくちゃいけないのがストレス！ そんな中でもめげずに最近読ん…