慣らし保育を終えて…

慣らし保育4日目は朝から「もうおなかいたくないの!」と元気良かった息子、保育園で別れるときに少々泣き顔を見せたものの、暫くして遊び始め、給食も完食、お昼寝もできたそうです。お迎え時間の15時より少々早めに保育園に着いたら、まだみんなお昼寝中。のぞいてみたら、殆どの子がうつ伏せでお尻を突き出して寝ていました。息子もその姿勢でよく眠っているけど、可愛い寝相!

私が部屋に入ったら息子はすぐに起きて駆け寄ってきました。一緒に帰宅して、終始ご機嫌。夕食はおかわり。親の分まで奪って食べるほどの食欲。ここ暫く食が進まなかったから、おなかすいてたんだねー。保育園イヤだーと泣いて騒いでいたけど、息子なりに乗り越えてくれたのかな…良かった良かった…なんて夫と話しながら、眠りに就きました。

そして5日目の朝。

前日のご機嫌だった様子を見て、もう大丈夫だろうと安心していたのですが、ところがどっこいでした。息子、朝からイヤだー、保育園お休みするー、おなか痛いー!と大騒ぎ。時折ふざけたり、いつものお調子者の様子を見せたりしていたので、本当に腹痛ではなさそう。やっぱり登園するのが嫌だから騒いでいるみたいです。それでも、翌日から私は会社に行かなくちゃいけないし、今日保育園を休む訳にはいかない。今日は今までより時間を伸ばしての保育(…といっても16時まで。実際に仕事が始まったら18時まで)なので、息子に少しでも慣れてほしいし…、という訳で、息子の行く気が削がれないよう宥めすかせて(でも時折大声だしてしまった)、出掛けました。

その日はあいにくの雨模様。しかも冬に戻ったような寒さ。こんな天気じゃ余計にテンション下がるよ…。それでも途中までは元気な様子を見せていた息子、保育園が近づくにつれ、「イヤだー!ままと一緒にままの会社行くー!」とその場で足を踏ん張り動こうとしない。それでもジリジリ引っ張って連れていき、保育園のドアの前で泣く息子に言い聞かせていたら、主任保育士さんが出てきてくれて、「待っていたよー」と息子を抱っこ。教室まで一緒に連れて行ってくれました。教室に着いても息子はギャンギャン大泣き。「ままと一緒にいる!ままと一緒に行く!」って、先生に託してその場を去る時のせつなさ。しかも、息子は先生を振りほどいて玄関まで泣きながら走ってきました。その顔の悲しいこと。慣らし保育中の親がみんな感じるという、どうしてこんな思いさせてまで仕事しなくちゃいけないんだろう…って、やっぱり思いました。心臓に毛が生えたように図太い*1私も思わず涙しました。辛い!

前の保育園のときだって朝別れるときは大泣きしていた息子なので、息子の涙には慣れている筈なのだけど、やっぱり慣れませんね…。

その前日、寝言でも「ままと一緒に…むにゃむにゃ」と言っていたので、保育園も面白くないのだろうけど、私と一緒にいたいんだろうな…と思いました。ほんと、ここまでして仕事する意味あるんだろうか、と息子が保育園にいる間考えちゃいました。私にしては珍しく食欲もなく(笑)。

16時のお迎え時間になり、行ってみたら息子はすぐ走り寄ってきてくれました。朝は大泣きしたけど、暫くして遊び始めましたよー、と先生。息子は今日した遊びや食べたものなど話してくれました。そして「まま、お仕事がんばった?」「うん、がんばったよ(本当は休みだけど、息子にはママは仕事と言ってある)」「そっか、明日もお仕事?」「そうだよ、行ってくるよ」「そっか、じゃあ○○(=自分の名)も保育園がんばる」と言ってくれたから、いじらしいではありませんか…またもや涙ぐんでしまいました。

さあ、今日は私も連休が終わって会社です。息子の保育時間も朝から夕方まで長くなります(18時まで!)。育児していると、昨日できたことが今日できなくなったり、その逆もあるし、一歩進んで二歩さがる世界と思うことが多々あるので、今日は泣くかなどうかなどうかな大丈夫かな~と、まだ眠っている息子の顔を見ながらドキドキしています。

*1:…って、夫によく言われます。まあ確かに図太いですが!