ブロンテ姉妹

少女趣味なわたくし、ロマンチックな小説が大好きです。

先日、懐かしの昼ドラの話をしていたら、かつてフジテレビ(東海テレビ制作)の昼ドラでやっていた『愛の嵐』や『華の嵐』を思い出し、モウレツに読みたくなって本棚から引っ張り出してきました。

嵐が丘 (新潮文庫)

嵐が丘 (新潮文庫)

 

 凛とした美貌のお嬢様・高木美保の印象が強いけれど、『嵐が丘』がベースになっていたのは『愛の嵐』の方だったかしら…?(こちらは田中美佐子だった気がする) 

復讐に燃えるヒースクリフ、荒涼たるヨークシャー地方の厳しい自然、読み返すたびドキドキします。でも実は『嵐が丘』をはじめて知ったのは『ガラスの仮面』の劇中劇です。なので少女期のキャサリン=マヤで脳内再生されてしまう…!

ブロンテ姉妹つながりで、次は『ジェーン・エア』を。

ジェーン・エア (上) (新潮文庫)

ジェーン・エア (上) (新潮文庫)

 

 孤児として育ち、寄宿学校で生活する幼少期は辛くてページをめくる指が重い。でも、そこをぐっと堪えて読み進めて、家庭教師として雇われた先の当主と出会うところから一気に気持ちが加速します。早く続きを読みたい! 決して美人ではなく恵まれた境遇でもないヒロインに訪れた身分違いの恋! そしてローマンス!!

こちらも実は小学生の頃に氷室冴子さんの『シンデレラ迷宮』を先に読んでいて、こんなステキな小説があるの? あたしも早く大人になってジェーン・エアを読むんだ…! と思っていたのです。

f:id:nn_no5:20150602165103j:plain ←少女小説の名作です!