8月に思う

安保法案とか戦後70年とか、そんなニュースを多く目にしたせいか、今年の夏は今までよりもアメリカとの関係について考えてみたくなったという心境の変化がありました。
もともと戦争映画やドラマは辛くて観たくないという気持ちが強くて、極力観ずに過ごしていたのに、この夏気になる映画はすべて戦時下を舞台にしたもの。知らなかったことを知りたいという気持ちが強くなり、ドキュメンタリー番組も見ました。
起きたことを今更どうこう言うつもりはありません。国が戦争をしているのだから、一般市民は戦士として戦うしかないのは仕方がない。好きで戦っている訳ではなかったのかもしれない。だけど、やっぱり力ずくで人の命を、未来を奪う行為は許せない。原爆なんてよく落としたと思う。自分の国は戦火にまみれず、なのに敵対国は空襲で焼き払う。ここまで酷いことをした国は他にない。
戦後、日本がアメリカの恩恵を受けてきたこと、様々な国際協力があったことは有り難いことだと思う。個人的にアメリカという国や人にわだかまりを持っている訳ではない。だけど、アメリカが戦争中にしたことには心が硬くなってしまう。

日本が戦後70年もの間、戦争せずにやってこれたことは凄いことだと思う。出来れば今後もそうしていきたい。戦争に巻き込まれて、特に若い人の輝かしい未来を、何にでもなれる・出来る可能性を、そして老若男女問わずすべての人の命を奪われるようなことはもう二度とあってはならないと思うのです。