大人の 手 足 口 病

息子、3歳7ヶ月のこの夏、生まれてはじめて流行の手足口病になりました。私と夫も親になって3年7ヶ月のこの夏、はじめてうつりました。めちゃくちゃ痛かった！ なんて辛い病気なの～！？！？

息子は手の指、足の指や裏に少し赤くブツブツ出たけれど、ありがたいことに口の中には発疹せず、噂に聞いたように痛いとも痒いとも何も言わないので、そんなに酷い病気ではないのかなーと思っていました。実際、この病気について調べると、3～5日で落ち着き、症状の軽い病気と書いてあるので信じていました。

ところが！

気づけば私にも夫にも手や足に沢山赤いブツブツ出はじめ、水ぶくれになり、最初は喉の痛みだけだったのに口内炎も出来るし、その病名の通り、手も足も口も痛い！ しかも壮絶な痛みです。

いちばん辛かったのは靴を履くこと。靴箱の整理をしたばかりだったので、履きこんだ靴はすべて処分済み。ゆったり履けるスリッポンやスニーカー系が一足もなく、親指と人差し指の間にも水泡が出来ているからビーサンもダメ。いちばん革が柔らかく馴染んでいるバレリーナシューズしか履けず、それでも靴に足を押し込むのが辛くて辛くて…(おまけに私は立ち仕事。仕事中はパンプスという指定あり)。なんとか足を靴に押し込んだだけで涙が滲み、3歩歩いただけで足がジンジン痺れてくる痛み、こんな辛いのはじめて…。発疹してから3日くらいは地獄の苦しみでした。

あまりに痛くて辛くて、ビルケンシュトックに駆け込んで「履ける靴ありませんか！？」とサンダルを購入（万が一人に踏まれたら最後なので靴下カバーはいています。ダサくてすみません…）。

夫は手、私は足が特に酷かったようです。お互い痛いので、痛みを訴えたりぼやいたりしてしまうのですが、その都度「痛いのは自分だけじゃないんだからうるさい、騒ぐな」と夫婦仲は険悪になりました。お互い、自分は労わってもらいたいけれど、あまり相手に騒がれるとうるさいものですね。病は人の心も蝕みます…。

 ちなみに、夫は会社に申告したら「完治するまで来てくれるな」と言われ、結局6日間休むことになりました。海外出張する人もいるから、もしも感染したらマズイのでしょうね。夫が休んでいる間、息子も一緒に保育園を休み、男ふたりで夏休みを過ごしていました。

それにしても、この手足口病、一回かかれば免疫がつく類の病気ではないんですって。こんな痛いの二度と嫌！

こんな辛い病気、小さい身体でよく子どもは耐えているね、偉いね、可哀想に…　と思うけれど、子どもより大人の方が痛みが酷いのだとか。本当？