007 スペクター

恐らく今年の映画納めになる『007 スペクター』、先週観てきました。

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007シリーズって全く詳しくないんですけど、アノ銃口のオープニングを観た瞬間、きゃー!と思いました。このシーンや有名なテーマ曲や乗っている車がアストンマーチンであること等は007素人の私でも知っているので、おおお…!私は007を観ているのだ…!と気分が高揚。こういうのって長く続くシリーズ作品ならではの様式美なのでしょうね。

f:id:nn_no5:20151222055611j:plain ズギューン!


さて、内容ですが、蛸の触手が身体に絡みつく官能的な映像をオープニングに観たせいか、その印象が残って、めちゃくちゃ官能的なボンドにおなかいっぱいになりました。私は男性を見てセクシーだと思うことってないのですが、美しいブルーアイズや冷酷そうな唇、筋肉に張りつくようなぴっちりしたスーツとか、いちいち官能的でした。
ジェームス・ボンドは私の母が大好きで(ショーン・コネリー世代)、TV放映の度に観ていたのでなんとなく記憶にあるけれど、その頃の時代のボンドとダニエル・クレイグはタイプが違うような…。でも、これが“現代”のボンドなのでしょうね。ボンドガールもムンムンした女性をイメージしちゃうけど、レアちゃんは違うし。

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むっちりしているけど、グラマラスなダイナマイトボディというより親しみのある体型のレアちゃん…(マドレーヌ・スワンという役名が昔の少女マンガっぽくて、クスリと笑ってしまった)。

でも何事もアップデートは必要だと私は思うので、“現代の007”を楽しみました。


悪役がクリストフ・ヴァルツと知ったときから楽しみにしていたのですが、意外と小物な感じがしたり、悪の組織が蛸マークというのはなんとなくユーモラスだし、ストーリーは(面白かったけど)ちょっと長いと思ったりもしました。
あと、ダニクレ版の007シリーズはやっぱり観ておいてから観賞に臨んだ方が楽しめたのかもしれない。人物やら組織やら、いろいろ繋がっていたのですね。私は帰ってきてからネットで検索してそれらを知ったので、すべてを知った上で(出来ればDVDで過去作品も観て)、また観たいと思いました。←結局繰り返し観たい

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レアちゃんのこういうファッションは大好きです。

www.007.com